心を豊かにする食文化の提供を、そして、すべての人においしい笑顔を。

広報デザイン室は、こんなお仕事です。
こんにちは! サニーワークスの広報デザインって、どんな仕事をしているのかをご紹介しますね。
・メニュー、ポスター、チラシ、パンフレット、名刺などの印刷物をデザイン製作
  メニュー紙は各店よく作りますね。内容は、季節ごとに変わる店舗と、定番になっていて、あまり変わらない店舗があります。店からの要望があると、その都度作りなおすのですが、作りなおす理由で一番多い事は、「客層に合わせて見やすく、わかりやすく、そして、店のウリとする料理を注文してくださるように様々な工夫をすること」ですね。これは、現場スタッフも、よ~く勉強しているので、私からの提案というよりは、現場からの要望に応えて、作るということに重きを置いています。

 ポスターをよく作る店舗は、施設の中で運営させて頂いている店舗の中で「カンターロ」がダントツで多いです。府中の森芸術劇場内にあるレストランなので、コンサートに来たお客様が前後に寄ってくださることが多く、パッと2秒くらいで、目にとめて頂き「これ食べたい!」と思って頂くため、B1サイズの大きさでアピールしています。シェフが季節ごとにメニューを作り、広報が撮影、イラストレーターでレイアウトデザイン、印刷出力、設置しています。



 チラシやパンフレットは、有効な店舗と、昔ほどあまり効果がない店舗があるようです。チラシ作りに関しても工夫を重ねてきていますが、最近はいかにシンプルにストンと伝わるかを意識しているので、凝ったデザインのものは作っていませんね。店舗にもよりますが、子供連れのお客様が多い店舗は、おのずと色使いがカラフルになったりしますけど(笑) また、年配層がボトムになっている店舗は、文字色は漆黒、サイズも大きく、お花模様などを多用することが多いです。時代が変われば年配のイメージや好みも変わりますから、決めつけずにフィールドワークをしていきます。

・製作物いろいろ
 飲食サービスにおいて、様々なアイディアで新規客獲得を狙ったり、リピートをしていただくために
各店舗が工夫をこらしています。人と人の間で、感謝を伝えるツールは、「ありがとう」という言葉だけではなく、何か小さなギフトのようなものに代替されますよね。また、満席でせっかくお越し下さった方へのお詫びの気持ちも、現場スタッフは、何かギフトという形で伝えたいと思っています。
そんなときに、どんなものがいいのか、喜ばれるのか、といった話し合いをします。こちらサイドからの"ほんの気持ち"や、お客様が、お客様にサプライズを贈る場合も、そのお手伝いの中に、製作物があれば、お手伝いしてます。例えば、オリジナルラベルの日本酒ボトル作成や、パーティーの際の案内板、看板、サンキューカードや、オリジナルTシャツなども製作します。

 また、オリジナルパッケージなども作ります。2015年の秋に、立川市の飲食店6店舗がコラボして、弁当枠で参加した、子供向けのワークショップで、限定オリジナル弁当のパッケージ(包み紙)&フライヤーもデザイン製作を担当しました。

(表) (裏)
順番に折っていくと、オニの形になるというデザイン。
このお弁当、立川のオニ公園にかけて、オニ弁になったそうです(笑)
パッケージ(包み紙)とフライヤーをかねてます。食べ終わったら、折って楽しむ。1枚で三毛作(笑)

 ちょっと凝ったものって、捨てにくいですよね。店のウリなんかも載せてたりするので、眺めてる内に、店に寄ってみようかな~なんていう狙いもあります。

 こういった企画自体にも出来るだけ参加して、フィードバックを共有します。


 また、たまにですが、店舗の修理も出来そうなものはチャレンジしてます。床の修理とか、壁の塗装、棚作りなんかも・・・。


・ホームページの作成、管理
 ホームページは、SNSと比較して、リアルタイム感覚が少ないので、「マーケティング」としては、SNSを主に活用しています。
 飲食店は、様々な条件や要素で、変貌していきます。調理スタッフが変われば、メニューも変わりますし、ホールスタッフが変われば、場合によっては、従来と同じ店とは思えないように感じる方も少なくありません。改装や、ロゴマークの刷新も然り・・・。
 客層とのマッチングを意識し、店の在り方を変えていくことは、とても大事なことです。そして、その「変化」と、「ウリ」は、SNSで充分発信出来ます。
 では、飲食店において、ホームページは何のためにあるのでしょうか。それは「ブランディング」かと思っています。ホームページを開いた時のイメージと、店に入った時の感覚が出来るだけ同じ雰囲気に感じて頂けるようにデザインすることを大事にしています。
 
 また、サイトアクセス解析のチェックをし、必要に応じて刷新しています。マーケティングはSNSで、ブランディングは、ホームページで。ホームページの完成度は全くないに等しいですが(笑)

・デザイン マーケティング ブランディングとは言っても
 デザインといっても、デザイナーとまでも言いません。ブランデイングと言っても、何の腕も持っていません。また、集客の成果や、売上に対しての貢献度は感じにくい仕事かと思います。
 では、サニーワークスにおいての広報デザインの仕事は何が強みかというと、店舗のデザイン・広報だけではなく、会社の理想未来図に対して、どのような取り組みを、どのようにアピールすればいいのか、アイディアをリーダーズミーティングで提案する機会を頂けることです。

 そして、実現するまで、そして実現してからのフィードバック、& リトライをスタッフと一緒に繰り返します。

 現場スタッフとミッションを行い、情報共有し、またどんな結果も活かして、次回に落とし込む、を繰り返すことに携われるのは、とても魅力的です。

 これらを実行していく中で最も重要なことは、スタッフ間との、コミュニケーションの大切さです。自身のメンタルケアも大事ですね。特に私はコミュニケーションが下手なので、随分スタッフの方に助けられてます。(サービス業のプロの皆さんですから、コミュニケーションスキルは、はっきり言ってかなり高いです。)

 このように、デザイン・広報・製作といっても、様々な解決スキルは、トータル的に必要なお仕事です。

 サニーワークスは、現場視点を磨く機会が沢山あります。店の接客スタッフになってみるのが一番ですが、ハードルが高い場合は、イベントや、露店などのスポット的な出店のお手伝いから始めて、その時にどんなお客様がきて、どんな要望があるのかを探るのもかなり勉強になります。実際、私は「御神火(現:ごじんか)」で3年半、働かせてもらった経験で、客観性の大事さや、隠れニーズについて、常に考える癖がつき、製作物に対して良い意味で力を抜く(俯瞰するに近いかな)ことが出来るようになったのかな思っています。また接客の経験は、人生の中で宝物となってます。


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